田舎の人はなぜ噂話が好きなのか?田舎育ちの筆者自身で考えてみた
「田舎の人は噂話が好き」
そんな話を聞いたことがある人は多いと思います。
私自身、田舎で育ち、現在は東京で暮らしていますが、正直なところ「確かにそういう面はあるわ」と感じています。
ただし、それは単純に田舎の人の性格が悪いとか意地悪だという話じゃないですよ。
むしろ田舎ならではの環境が関係しているのでは?
今回は田舎育ちの私自身の経験を交えながら、なぜ田舎では噂話が広まりやすいのかを考えてみた。
人が少ないから情報が貴重になる
都会では毎日たくさんの人とすれ違います。
しかし田舎では人口が少なく、顔見知りばかりです。
そのため、
「○○さんの息子が帰ってきたらしい」
「○○さんが新しい車を買った」
といった情報が話題になりやすくなります。
都会なら誰も気にしないようなことでも、田舎ではちょっとしたニュースになるのです。
コロナ禍で実感した田舎の情報網
筆者が特に驚いたのは2020年の夏でした。
コロナ禍の真っ最中、久しぶりに田舎へ帰ろうと思い、おばさんに電話をしました。
すると返ってきた言葉は、
「絶対来るな!」でした。
さらに、「東京から来るなんてありえねぇ」と言われました。
もちろん意地悪で言ったわけじゃないんです。
もし私が東京から帰省したことが近所に知られれば、「東京から人が来たらしい」という話があっという間に広がることを心配していたのです。
当時は全国的にそういう雰囲気がありましたが、田舎の情報伝達の速さを改めて感じた出来事でした。
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ご近所付き合いは驚くほど濃い
一方で、田舎の近所付き合いはとても温かい面もあります。
私の地元では、ご近所さんが勝手に家に上がってきてお茶を飲んでいることも珍しくありません。
畑で採れた野菜を持ってきたり、おすそ分けをしたりするのも当たり前でした。
都会では少し驚かれるかもしれませんが、田舎ではごく普通の光景です。
だからこそ、お互いのことをよく知っています。
そして知っているからこそ、自然と情報交換も活発になるのです。
よそ者への警戒心もある
その反面、知らない人には警戒する傾向があります。
見慣れない車が集落に止まっていると、「誰だろう?」、「どこの人だろう?」と気になる人もいます。
これは排他的というより、防犯意識に近い面もあります。
住民同士がお互いを知っているからこそ、知らない人が目立つのです。
実は都会の人も同じかもしれない
ここまで田舎の特徴を書いてきましたが、冷静に考えると人間の行動そのものは都会も田舎も大きく変わらないのでは?
芸能人のゴシップが話題になるのも、人の噂話が好きだからでしょうし…
SNSで有名人の情報が拡散されるのも同じかと。
まあ、違うのは対象となる人数くらいでしょう。
都会では対象が多すぎて個人に注目が集まりません。
田舎では人数が少ないため、一人ひとりの出来事が目立ちやすいのです。田舎道を一人で歩くと目立つけど、都会で人にぶつからないように歩いていると目立たないですし。
まとめ
田舎で噂話が広がりやすいのは、人が少なく住民同士の距離が近いから!まあ当然ですが。
それは時に息苦しく感じることもあります。
しかしその一方で、助け合いや温かい近所付き合いにつながっている面もあります。
筆者自身、東京に住んだ今でも田舎の人付き合いの良さを懐かしく思うことがあります。りょうへーあんにゃ元気かな…
まあ、田舎の人は噂話が好きというより、「お互いをよく知っている社会」だからこそ生まれる現象じゃないのかな。
人間だもの。基本的な考えは日本人固有のものから逸脱することはないですし。










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